■今日は何色? ベゼル交換にチャレンジ!
GMTマスターをお持ちの方、お待たせしました。今回は、ベゼル交換に
チャレンジしてみましょう。
GMTマスター I (Ref.16700)は、赤/青・黒の2種類。
GMTマスター II (Ref.16710)であれば、赤/青・赤/黒・黒の3種類のベゼルが
楽しめます。
ベゼルの色は、その日の気分で選びたい!時計も服装に合わせたい!
そう思いのあなた、ベゼルの付け替えを習得しましょう。
使用するモデルは、GMTマスター I (Ref.16700)。
今回は、黒ベゼルから赤/青ベゼルに変えてみましょう。
用意するのもは、替えのベゼルディスクと”コジ明ケ”と呼ばれる工具のみ。
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ベゼル |
コジ明ケ |
実際に作業に入る前に、”コジ明ケ”の先にセロハンテープを巻きます。こうする事により、ケースに傷が付くのを防ぎます。 |
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1.ベゼルとケースの隙間に”コジ明ケ”の先をあて、上方向に押し込むようにして、
ベゼルを外します。
2.ベゼルを外した後注意する事は、画像Aの中央にあるバネ(針金)をなくさない事。
このバネは、ベゼルを回転するとき”カチカチッ”と止める役目をしています。
このバネがないと、アンティークのようにスムースになってしまいます。
サブマリーナの場合、このバネが逆回転防止の役目をしています。
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※画像A |
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ベゼルをばらした状態。
左から順に、時計本体、スプリング、バネ、
ベゼル。
一度ばらすと、スプリングの上にバネを
はめるのが面倒なので、ばらさない事を
お薦めします。 |
3.次に、ベゼルを裏側から親指の腹で押して、ベゼルディスクを外します。
4.ベゼルディスクを外した状態のベゼルを、時計本体にはめ込みます。
その際、バネをはさまぬ様、先の細い棒などで内側にずらしながら行ないます。
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ベゼルをはめ込んだ後に、きちんと”カチカチッ”と
回るかどうか確かめてみましょう。 |
5.最後に、交換するベゼルディスクをはめます。
親指で、”パチッ”としっかりはめ込みます。
さあ、みなさん。いかがでしたか。
慣れれば簡単な作業ですが、
「自分でやるのはちょっと・・・」、と思う方は、
近くの時計店にお願いしましょう。
良心的な時計店であれば、やってくれると思います。
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